カバゾンの山火事で消火活動中のヘリ2機が衝突、3人死亡(8/9)

【リバーサイド郡8日】リバーサイド郡カバゾンで6日午後6時頃、山火事の消火活動をしていたヘリコプター2機が衝突事故を起こし、1機に乗っていた3人が死亡した。もう1機は事故後に無事に着陸し、乗っていた2人は無事だった。

 「Cal Fire(カリフォルニア州森林保護防火局)」によると、死亡した3人は、カルフォルニア州消防局のジョシュ・ビショフ副署長、ティム・ロドリゲス消防隊長、パイロットのトニー・ソウサさん。事故現場は「Morongo Casino」の南側、フリーウェイ10号線のすぐ南だった。

 山火事は建造物からの出火が原因で周囲の草むらに燃え広がり、20エーカーが焼けた「Native American land」での消火活動中に事故は起きた。

 国家運輸安全委員会が7日朝から、ヘリコプター2機が衝突するに至った事故の要因究明に向け調査を行なっている。

 「Cal Fire」によると、6日には合計6機のヘリコプターが消火活動に参加していた。2006年に同じ地域で発生した山火事「Esperanza Fire」では、5人の消防士が死亡した。

 8日には、バイデン大統領が声明を出し、ヘリコプター衝突事故の犠牲者を悼んだ。

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