オ郡消防署、Eバイク火災の増加を報告 リチウムイオン電池が発火(7/27)

【オレンジ郡26日】オレンジ郡の消防署は、最近、スクーターや電動自転車のリチウムイオン電池による火災が増えていると報告し、住民に注意を呼びかけた。

 アーバインのトレイルでは最近、走行中にEバイクのバッテリーが爆発する事故が起きた他、「Ladera Ranch」の住宅ガレージでEバイクと思われるものから出火し、住宅にレッドタグがはられるなどした。また、ハンティントン・ビーチのアパートでは、数日間充電していたEバイクのバッテリーが爆発して火災が発生。住人3人は窓から脱出してぶじだった。

 トレイルでのEバイクのケースでは、バッテリーが暖まり、熱くなり始めたのでライダーはバイクを降りたが、その直後にバッテリーが発火し、バイクから40フィート(約1.5メートル)離れたところまで破片が飛散したという。

 リチウム電池による火災は後を絶たず、ニューヨークでは火災件数が数百件に達し死者も出ている。 これに伴い同市では、公認の安全基準を満たさないEバイクやスクーターの販売やレンタルを禁止する条例が可決された。 

 オレンジ郡消防署は、下記の安全対策を提示している:

・充電が完了したらプラグを抜くこと

・バッテリーを改造しない 

・電気機器の充電は、出口から離れた空調管理された場所で行うこと

・就寝中は充電しない

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