【ロサンゼルス19日】シンガポールのパスポート(旅券)が日本に代わって世界最強となった。ロンドンを本拠地とするコンサルティング会社「ヘンリー・アンド・パートナーズ」が国際航空運送協会(IATA)のデータを基にした最新番付を発表したことで明らかになり、5年連続で首位だった日本は3位に後退した。7月19日Bloombergが報じている。
ヘンリー・パスポート・インデックスによれば、シンガポールの旅券はビザ(査証)なしで192の渡航先にアクセス可能。10年近く前に首位だった米国は2つ順位を下げて8位。EU離脱後にランキングが低迷していた英国は4位とこちらも2つ順位を下げた。
日本は3位で、オーストリア、フィンランド、フランス、ルクセンブルク、韓国、スウェーデンと並んでいる。これら7カ国はすべて3位である。ちなみに2位につけているのは、ドイツ、イタリア、スペイン。首位から陥落したといっても、この結果を見れば明らかなように、日本のパスポートが非常に強いパスポートであることは変わらないので動じる必要はないだろう。詳しくは下記の表を参照。
Most Powerful Passports in the World
Source: Henley & Partners
Note: Index tracks 199 different passports and 227 travel destinations. Equal destination counts get the same ranking.
1 Singapore 192
2 Germany 190
2 Italy 190
2 Spain 190
3 Austria 189
3 Finland 189
3 France 189
3 Japan 189
3 Luxembourg 189
3 South Korea 189
3 Sweden 189
4 Denmark 188
4 Ireland 188
4 Netherlands 188
4 United Kingdom 188