カリフォルニア州沖で珍しいシャチの大群が目撃 (6/16)

【オックスナード16日】先月、サンフランシスコ沖のホエールウォッチングツアーで、北カリフォルニアでは珍しいシャチの大群、およそ20頭が目撃された。

ツアーに参加したオーシャニック・ソサエティのナチュラリスト、マイケル・ピアソンさんは、「水面から突き出た背中の突起に気づいて、『シャチだ!』と叫びました」と振り返る。

「その光景は本当に、本当に特別なことでした 」とピアソンさんは水曜日のインタビューに答えている。

5月7日、サンフランシスコから西に約28マイル(45キロメートル)離れたファラロン諸島の近くで、大きなクジラの群れが目撃された。シャチは、モントレー湾(モントレー市から南へ約75マイル)の地下にある深海の渓谷周辺でよく見られ、海岸線からわずか5マイル沖合までどこでも目撃されると、海洋生物学者でモントレー湾ホエールウォッチのオーナー、ナンシー・ブラックさんは述べている。

モントレー湾では、渓谷がビーチに近いので、ホエールウォッチングツアーでも簡単に見ることができるが、ファラロン諸島では、サンフランシスコから何キロも船に乗る必要があるという。

非営利団体「カリフォルニア・シャチ・プロジェクト」のディレクターでもあるブラックさんは、先月の20数頭よりも大きなシャチの群れを見たことがあると言い、「どんな光景も特別だ」と付け加えた。ブラックさんは、モントレー湾で5頭のシャチが一緒に泳いでいるのを見たそう。

先月のツアーでは、いくつかの家族グループが一緒に集まっているところに遭遇し、合計で20~24頭も確認された。この時期、妊娠したアシカやアザラシが出産する場所のため、島の近くにいたのだろ、哺乳類を食べるクジラは、ちょうどご馳走を食べたところだったのだろう。

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