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牧野ゆかり
Yukari Makino
エアリアルシルク&ポールダンス アーティスト/インストラクター
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ラスベガスに自身のポール&エアリアルスタジオ「Aerial Athletica (エアリアル・アスレティカ)」を構え、エアリアルシルクとポールダンスのクラスを提供する牧野ゆかりさん。
ウェブサイト: msha.ke/yukarimakino
インスタグラム: @yukaricooperstock
フェイスブック: https://www.facebook.com/yukaricooperstock
ラスベガスに自身のポール&エアリアルスタジオ「Aerial Athletica」を構え、エアリアルシルクとポールダンスのクラスを提供している牧野ゆかりさん。「人間離れした技のようにみえますが、練習したらできるようになるんです。一番上の年齢では65歳の生徒さんがいましたし、皆さん年齢に関係なく、楽しみながら上達されています」
天井からぶらさがった布を体に巻き付けたり、くるくると回転したりなど空中での舞が絢爛な「エアリアルシルク」。エキゾチックなナイトクラブの雰囲気を醸す照明に包まれながら、二本の垂直のポールを使い、柔軟性や筋力を駆使したアクロバティックパフォーマンスをみせる「ポールダンス」。どちらもパフォーマンスショーであり、世界各地で大会が行われる競技スポーツでもある。
最初は趣味で始めたという牧野さんがエアリアルとポールに出会ったのは2007年。当時、東京で企業に勤務していた時、ポールダンスが雑誌で紹介されているのを見て、習い始めたのがきっかけ。「趣味で楽しんでいたところ、どんどんハマって、大会に出るまでになっていきました」。
2011年・12年と2年連続でMiss Pole Dance Japanで優勝し、プロに転向。競技者として、またパフォーマーとしても有名アーティストのコンサートなど様々なステージで活躍した。
アメリカ人の夫と結婚し同時期の2014年に渡米。同年にはカリフォルニア州で開催されたポールダンスの国際大会で優勝し脚光を浴びた。
「その頃の私の一番の夢は、シルク・ドゥ・ソレイユのステージに立つことでした。シルク・ドゥ・ソレイユなら、やっぱりベガス!と思い立って家族でベガスに来ました」。シルク・ドゥ・ソレイユのオーディションを受けて、渡米翌年の2015年に、空中演技を専門にするエアリアルアクロバット部門で合格。『The Beatles LOVE』のパフォーマーとしてスタートした。「夢に見たシルクのステージに初めて立った時のことは今も覚えています。『LOVE』はライティングがすごく美しいショーなんですけど、きらきらとした幻想的でまるでおとぎの世界にいるようでした」
2017年には自身のスタジオをオープン。昼間はインストラクターやスタジオ経営の仕事、夜はシルクのステージに立つ二足の草鞋で多忙な日々を送り、5年間のシルクでのパフォーマー生活が終了した。
3ヶ月前に第一子を出産したばかり。現在はスタジオ運営を行いながら、少しずつトレーニングに励んでいる。「妊娠・出産を経験してよかったのは、一から再開する大変さが理解できたこと。腹筋も無くなってしまったんですけど、トレーニングしていくと自分の体がまた強くなっていく感覚が戻ってくるので、それを指導に生かしたい。それと、私は競技者なので、いつかまた大会に挑戦してみたいと思っています」。
(9/27/2022)
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