【ロサンゼルス25日】パワーボールのチケット販売は1992年4月19日に始まり、最初の抽選はその3日後の4月22日に行われたが、4億ドルの当選者が出なかった。
パワーボールの公式発表によると、最後にジャックポット(大当たり)を当てたのは、2月14日、コネティカット州で1億8530万ドルを当てたチケット1枚だそう。
1月には、カリフォルニア州とウィスコンシン州で販売された2枚のチケットが、ゲーム史上7番目の大きさとなる6億3260万ドルのジャックポットを分け合った。
過去最大のジャックポットは2016年で、カリフォルニア州、フロリダ州、テネシー州の当選者が過去最高の15億9000万ドルを山分けした。
アメリカでパワーボールをプレイできない州は5つしかない。アラバマ、アラスカ、ハワイ、ネバダ、ユタには州の宝くじがなく、ハワイとユタではギャンブルが非合法化されている。
パワーボールによると、パワーボールの当選確率は24.9分の1だが、ジャックポットを希望する場合、当選確率は292.2万分の1とあまり高くない。
AP通信によると、この確率は、コインをひっくり返して28回連続で表が出るよりも少し低いという。それよりも、雷や流星に打たれる可能性の方がはるかに高い。
パワーボールの抽選は、月、水、土の週3回行われている。チケットは1回2ドルで、ジャックポットを獲得するには、5つの白いボールと赤いパワーボールの数字が一致しなければならない。当選者は年払いか一括払いのどちらかを選ぶことができる。
4億2100万ドルのジャックポットの抽選は4月25日(月)。