【ロサンゼルス9日】ロサンゼルスで今年発生した強盗事件は、2019年に比べて12.7%減少しているが、先週は約200件の強盗が報告され、今年全体で最も多い件数となったと、ロサンゼルス警察のミシェル・ムーア署長が12/7(火)に発表した。
先週報告された200件の強盗の大部分は路上強盗だったとしている。
9月、10月、11月は強盗の発生件数が増加しており、特に拳銃や銃器を持った人物による強盗の割合が高くなっているとムーア氏は述べた。
強盗全体では、2020年に比べて4.7%増加しており、ムーア氏は、この数字は異常とも言えると指摘している。
昨年1年間で、LAの暴力犯罪は6.3%増加し、1,665件の暴力犯罪が報告された。殺人事件は、昨年の317件から今年の同時期には361件に増加しており、2年間で49.2%増加しているという。加重暴行は、昨年に比べて今年は8%、2年間では16.4%増加している。