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俳優/侍
小林 和寿
Kazuhisa Kobayashi

日本からロサンゼルスに拠点を移し活動をスタートさせた俳優、小林和寿さん。殺陣、アクション、居合(4段)など武道を強みとし、日本で長年、舞台、テレビ、映画と幅広く活躍。
インスタグラム www.instagram.com/wtl.sgi_kazuhisa/
自身が持つ「侍像」を追求する俳優、小林和寿さん。昨夏は、ハリウッド・フリンジ演劇祭で一人殺陣パフォーマンス『SHI SHI-KEN』を発表、芝居・殺陣・舞・ダンスを融合させた今までにないジャンルに挑み、同作品はハリウッドで高評価を得た。
2020年より拠点を日本からロサンゼルスに移し本格始動。自身の肩書きは俳優であることを越えて、「侍」であると話す彼が、新たなプロジェクト『サムライコンテンツ』に走り出した。
「『サムライコンテンツ』ではYouTubeをベースにした『サップサムライ』もスタートします。SUPボード(スタンドアップ・パドルボード)に乗った一人の侍が世界の海へ旅立ち、ハリウッドに辿り着いて世界の敵と戦い、心を通わせていくという内容。映画スタイルであり、ドキュメンタリーであり、コメディといった遊び心もある様々な要素の詰まったもの。新しい侍像を生み出していけたらと思っています」
日本で、子どもの頃から極真空手など武道に励み、20歳で劇団に入り舞台を中心に活動していたが、27歳の時に事務所へ移りテレビドラマにも出演するようになった。そんな小林さんにとって転機となった作品がNHK人気テレビシリーズ『タイムスクープハンター』(2009~2014年)。あらゆる時代へタイムワープした主人公が様々な謎に挑みながら時代背景などが描かれていくこの作品で、シーズン3から6まで物語のメインキャストに、また、6の最終話では主演。この番組は劇場版(2013年)にもなり重要な役に抜擢され、役者として小林さんに大きな飛躍をもたらしたが、これがハリウッド挑戦への要因となった。「ふと、自分の人生はこのままで幸せなのかな?と思ったんです。20代から必死で役者としてやってきてようやく大きなチャンスを掴み役者として世間にも知られるようになったけど、その先に何が広がっているのかを考えた時、そこには何も見えてこなかった。その時、自分はずっとアメリカの演劇や映画を見て学んできたことを思い出したんです。アメリカに行こう!と決心したのが32歳の時でした」
小林さんが師と仰ぐ人物、ダン・コウジ氏は80年代に単身渡米し、ニューヨークの舞台で活躍、殺陣をアメリカで広めた先駆者。ダン氏の劇団に所属して殺陣をはじめ武道をすべて教わっただけでなく、人生観や芝居観といったフィロソフィーでも大いに影響を受けたという。
「人間には、生きていることを感じていない無意識な時間がある。その瞬間を意識してリアルに表現することで、自分が生きていることをまざまざと実感できる。それが演じることの素晴らしさだと思うんです」
2020年、侍、小林和寿の世界観がどのようにハリウッドに降り立ちセンセーションを巻き起こすのか・・・これは見逃せない。


今年1月に「the SAMURAI.net」がスタート。詳しくはwww.thesamurai.netまで。


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