【ロサンゼルス11日】2026年9月11日、アメリカは2001年9月11日に起きた同時多発テロから25年を迎えました。
南カリフォルニアでもこの日、ロサンゼルス国際空港(LAX)をはじめ、消防署、学校、市庁舎、大学など各地で追悼式典が行われ、犠牲者を悼みました。
LAXでは午前5時46分に黙とう
ロサンゼルス国際空港(LAX)では、午前5時46分から追悼式典を開催。
これは、2001年9月11日、最初のハイジャック機がニューヨークのワールドトレードセンター北棟に衝突した時刻に合わせたものです。
TSA(米運輸保安局)が主催した式典では、「追悼・団結・感謝」をテーマに、ターミナル4で黙とうなどが行われました。
2001年の同時多発テロでは、ハイジャックされた4機のうち3機がロサンゼルスを最終目的地としていました。 そのためLAXにとっても、9・11は特別な意味を持つ出来事となっています。
LA消防局では「25回目」の追悼式
ロサンゼルス消防局(LAFD)では、午前9時からフランク・ホッチキン記念訓練センターで25回目となる9・11追悼式典を開催。
ロサンゼルス市長や消防局長のほか、ロサンゼルス市警察(LAPD)やロサンゼルス郡保安局などの幹部も参加しました。
式典では、消防士らによる「10ベル」の鐘、バグパイプの演奏、ヘリコプターによる上空飛行などが行われました。
マリブでは約3000本の星条旗
マリブのペパーダイン大学では、毎年恒例の「Waves of Flags」が開催されました。
キャンパスには、9・11で犠牲となった2,977人を象徴する約3000本の旗が並べられました。
アメリカ国旗だけでなく、犠牲者の出身国を表すさまざまな国の旗も掲げられています。
この取り組みは2008年にペパーダイン大学の学生によって始まり、現在まで続いています。
消防署や学校でも追悼
南カリフォルニア各地では、消防署や学校でも追悼行事が行われました。
サンガブリエルでは消防・警察関係者が集まり、行進や国旗掲揚、鐘を鳴らすセレモニーを実施。
ハモサビーチでは、9・11メモリアルで献花式が行われました。メモリアルには、ニューヨークのワールドトレードセンター跡地から回収された鉄骨の一部が展示されています。
また、パコイマ・ミドルスクールでは、生徒や教職員が参加する式典が開催され、数百本の星条旗を使った展示も行われました。
FBIロサンゼルス支局でも午前10時から追悼式典を開催。9・11を前に、職員らがワールドトレードセンターの階段を上った消防士たちを追悼する「メモリアル・ステア・クライム」などにも参加しました。
25年経った今も続く「Never Forget」
2001年9月11日、アルカイダのテロリスト19人が4機の旅客機をハイジャック。
2機がニューヨークのワールドトレードセンターに突入し、1機は国防総省(ペンタゴン)に衝突。もう1機は乗員・乗客がハイジャック犯に抵抗した結果、ペンシルベニア州シャンクスビル近郊に墜落しました。
この攻撃で2,977人が犠牲となりました。
ニューヨークやワシントンだけでなく、ここ南カリフォルニアでも、空港、消防署、学校、大学、地域コミュニティなど、さまざまな場所で追悼の行事が続いています。
「Never Forget(決して忘れない)」
9・11から25年を迎えた2026年も、その言葉とともに、犠牲者への追悼と記憶が次の世代へと受け継がれています。
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