米国で〝毎日マリファナ〟が 〝毎日飲酒〟を上回る 嗜好品文化に起きる大きな転換|ららら新聞VOL.77

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らら三郎(ららら編集部)

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米国で〝毎日マリファナ〟が
〝毎日飲酒〟を上回る
嗜好品文化に起きる大きな転換

アメリカの嗜好品文化に大きな変化が起きています。最新の連邦調査によると、日常的または「ほぼ毎日」マリファナ(大麻)を使用する人の数が、日常的にアルコールを飲む人の数を初めて上回ったことが明らかになりました。

米国保健福祉省の「薬物使用・健康に関する全国調査(National Survey on Drug Use and Health)」によると、2025年時点で、12歳以上でマリファナを毎日またはほぼ毎日使用している人は約2140万人に達しました。一方、毎日または頻繁に飲酒する人は約1720万人、毎日タバコを吸う人は約1990万人で、マリファナの高頻度利用者がこれらを上回る結果となりました。

背景には、アメリカ社会におけるマリファナへの意識の変化があります。かつては違法薬物として強い抵抗感を持たれていたマリファナですが、現在では多くの州で医療目的や娯楽目的での使用が合法化され、以前より身近な存在となっています。

調査では、日常的なマリファナ使用者の数は2022年から2025年にかけて約21%増加し、約370万人増えたとされています。特に26歳以上の成人層で利用拡大が目立っています。

一方で、利用拡大に伴う健康面への懸念も指摘されています。マリファナは医療分野で痛みの緩和などに利用される一方、頻繁な使用による依存症リスクや精神面への影響については、専門家による議論が続いています。特に若年層への影響については慎重な対応が求められています。

また、アメリカでは州によってマリファナに関する法律が大きく異なります。多くの州で合法化が進む一方、連邦法では依然として規制対象であり、利用者や関連ビジネスに携わる人は地域ごとのルールを理解する必要があります。

「お酒を楽しむ文化」から「大麻を取り入れる文化」へ。今回の調査結果は、アメリカ人のライフスタイルや嗜好品との関わり方が、大きな転換期を迎えていることを示しています。

(8/5/2026)

 

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