ウルトラマラソンランナーの“とほほ”な 過去

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Vol.35 ルーティン化の勧め ❶

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「会社勤めをしながらトライアスロンやウルトラマラソンのトレーンング大変ですね。若い頃から体育会系だったのですか?」よく、こんな質問を受ける。50歳を超しても尚、過酷なレースにチャレンジする私をみて根っからの運動好きだろうと思うのも無理はない。実のところは中学・高校の校内マラソン大会はいつも仮病でサボり、体育の1500m走ではダラダラ歩きで先生から怒鳴られたりと、走る事とは全く無縁の青春時代を過ごした。運動が苦手なわけではなかったが、とにかく走るのが嫌いだった。フルマラソンを走るような人達は、若い頃から熱心に運動を続けていたり、もって生まれた身体能力の高い、自分とは違う特別な人達なんだろうと長い間思っていた。
それが10年ほど前に、ひょんなことから近所で開催されてるハーフマラソンに参加することに。多少の事前練習はしたものの、当然、準備万端な筈はなく、10km前で膝が痛み始め、さんざん苦労した挙句、辛さだか喜びだか分からない涙のゴール。過去に経験したことの無い涙のせいか、このハーフマラソンを切欠にすっかりランニングにはまってしまい、アスリート人生を歩む事になった。翌年は初のフルマラソン完走。その後、トライアスロンを初め、徐々に距離を伸ばし、鉄人レースとも呼ばれるアイアンマンレース(スイム3.8km+バイク180km+ラン42km)を完走した。次いで始めたのがトレイルランニング。山あり谷ありのオフロードを走るスポーツだ。雨にも負けず、風にも負けず、野を超え山を超え、砂漠を駆け、眠らずに100マイル走れるようになった。次回から4週に渡って、身の程知らずのおっさんアスリートの日常生活を紹介しよう。

トレイルランの醍醐味、壮大な自然を駆け抜ける

 

地球を走る

アウトドア・アドベンチャーのすすめ


Nick D (ニックディー)

コロンビア、メキシコなど中南米での十数年の生活を経て、2007年よりロサンゼルス在住。100マイルトレイルラン、アイアンマンレースなどチャレンジを見つけては野山を駈けまわる毎日。

「アウトドアを通して人生を豊かに」をモットーにブログや雑誌への寄稿を通して執筆活動中。

http://nick-d.blog.jp


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