“世界で最も臭い花”に大行列 ハンティントンライブラリーで「死体花」が開花 数千人が幻の瞬間を体験(7/14)

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【ロサンゼルス14日】わずか24〜48時間だけの開花、強烈な香りを放つ珍しい植物に、LA周辺から多くの来園者が訪れています。

南カリフォルニアで、めったに見ることのできない植物の開花が大きな話題になっています。

サンマリノにあるThe Huntington Library, Art Museum, and Botanical Gardensで、2株の「死体花(Corpse Flower)」が同時に開花。貴重な瞬間を一目見ようと、数千人の来園者が列を作りました。

今回開花したのは「Odora」と「Odorysseus」と名付けられた2つの花です。ハンティントンで2株が同時に開花するのは非常に珍しく、植物ファンだけでなく、家族連れや観光客からも注目を集めました。

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なぜ「死体花」と呼ばれるのか?

死体花の正式名称は「タイタン・アルム(Titan Arum)」。インドネシア・スマトラ島の熱帯雨林原産で、植物界でも最大級の花序を持つことで知られています。

最大の特徴は、その強烈な香りです。

開花時には、腐った肉のような臭いを放ちます。これは不快な匂いで昆虫を引き寄せ、受粉を助けるための自然の仕組みです。

来園者からは「腐った卵のよう」「古い靴下のよう」「暑い日のゴミ箱のよう」と、さまざまな感想が聞かれました。

3時間待ちでも見たい“幻の開花”

死体花の開花期間は非常に短く、見頃はわずか24〜48時間ほど。

その希少性から、今回の開花ではチケットが完売し、訪問者の列は3時間以上に及びました。日曜日には約5,000人が訪れ、翌日にはさらに多くの来園者が予想されるほどの人気となりました。

「臭いのに、なぜか見に行きたくなる」。

そんな不思議な魅力が、多くの人をハンティントンへ向かわせています。

自然が作り出す一瞬の芸術

普段は静かに植物を育てるボタニカルガーデンが、今回ばかりは“特別なイベント会場”に変わりました。

数年に一度しか咲かず、しかも短時間しか姿を見せない死体花。

強烈な香りとともに、人々に驚きと感動を与えるその姿は、自然界が生み出した貴重なショーと言えそうです。

ロサンゼルス近郊で起きた、たった数日間の植物の奇跡。
次にこの花が開く瞬間を、多くの人が今から楽しみにしています。

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