WBC日本代表は準々決勝で敗退と残念な結果に終わったが、大会としては最高に盛り上がり大成功となった。やはり世界中のアスリート達が国の威信をかけて戦う姿は特別な価値がある。そこで私考えました。我が日本が中心となって「世界箱根駅伝」を開催してはどうか。ご存知のように箱根駅伝はお正月の国民的行事になっている。テレビも毎年高視聴率、協賛スポンサーも一流企業ばかり。まさに不景気の中の優良コンテンツと言える。世界ではまだ駅伝自体の認識は薄いが、世界的な健康ブームとお金が掛からないスポーツとしてランニングは好感を持って受け入れられる事は間違いない。折からの日本ブームもあり、風光明媚な箱根までのコースは外国選手にとって走りたいコースに決まっている。更なる観光立国を目指す日本政府も黙っていない、国を挙げて応援してくれるだろう。民間スポンサーも一流企業が手を挙げ、大変な事態になる事も予想される。恐らくスポンサー料は40億は下らず、世界への放送権も日本、欧州、全米など50億も狙えるのでは。観光収益、グッズ販売なども、純収益100億が視野になる。
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ルールは東京、箱根間を2日間10名のランナーによって競う「箱根駅伝」と同じ形式となる。日本橋をスタートし、東海道、湘南海岸から箱根の山を走り往路ゴールは芦ノ湖。疲れた選手の体を箱根の名湯が癒してくれる。復路は再び日本橋へ。2日間とも日本が誇る富士山が大会を見守る。嬉しいことに東京都の計画に日本橋を江戸時代の形態に変更する計画もあり、ますます盛り上がる情景が頭に浮かぶ。
そこで第1回大会をシミュレーションしてみた。大会は2年に1回を予定。オリンピックと違い設備に費用は掛からないので準備期間が要らない。参加国は13か国、日本、ケニア、エチオピア、ウガンダ、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、中国、韓国、カナダ、オーストラリア、台湾。フルマラソンではアフリカ勢が有利だが、10選手を揃えるとアクシデントが起きても不思議ではない。日本にも優勝のチャンスはある。まして箱根山には魔物伝説も。そうなんです「世界箱根駅伝」はスポーツとしてもビジネスとしても魅力満点。
のんびりしているとフランス辺りが凱旋門をスタートしてセーヌ川沿いを走る「ボンジュール駅伝」を発表してしまうかも。イギリスだって「バッキンガム宮殿駅伝」と言い出しかねない。日本は昔から美味しいアイデアを他国に持っていかれている。「世界箱根駅伝」絶対にやるべき。もしかしたら最近支持率の下がっているアメリカトランプ大統領が、俺が先にやると言い出しかねない。その前に決めないと。高市総理頼みますよ。
■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。
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