【サンフランシスコ3日】カリフォルニア州は5月25日、連邦政府と同州沿岸沖で洋上風力発電を開発することで合意したと発表した。米西海岸での洋上風力発電開発はこれが初めて。この合意は、バイデン政権が3月29日に発表した2030年までに30ギガワット(GW)の洋上風力による電力生成を目指す方針に沿ったものだ。ギャビン・ニューサム知事は発表の中で、「クリーン再生エネルギーを生成する洋上風力発電の開発は、経済を強化し新規雇用を創出しつつ、カリフォルニア州のクリーンエネルギー目標の達成と気候変動対策のためのゲームチェンジャーとなり得る」と述べた。