成績が良ければ高級弁当 食べ物で差別した中国の学校(1/30)

【ロサンゼルス29日】香港サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は12月25日、中国四川省成都の成飛中学校が給食室に「学業優秀性食事区域」をつくったことで袋叩きにあったと報じた。

 該当中学校はこれまで月別試験で全体成績1位、一科目1位、学級でもっとも発展した成績を見せた生徒らに対して、月に一度これらに該当する生徒にだけ高級弁当と所定のプレゼントを提供したという。ただ、成績のよい生徒はほとんど変わりがなく、大多数の生徒はこの制度の恩恵を受けることができなかった。

 これを受け、すべての生徒が公正な待遇を受けなければならない学校で、とくに給食室というひとつの空間で、生徒たちを差別するという点で論争が巻き起こった。この論争を受け、中学校は公式謝罪文を掲示し、「悪い影響をもたらした思慮深くない決定であった」と謝罪した。

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