パサデナ市で銅の窃盗が急増、市と郡が情報提供者に2万ドルの報奨金 過去1年で6マイル以上が盗まれる(1/18) 

【パサデナ17日】パサデナ市で昨年末から銅の窃盗が急増しており、市当局はロサンゼルス郡参事会とともに17日、容疑者逮捕に向けた有力な情報提供者に2万ドルの報奨金を与えると発表し、協力を呼びかけている。

 2023年1月以降、市内で発生した銅線の窃盗事件は45件で、そのうち33件は2023年11月以降に発生している。

 公共事業部長のトニー・オルモス氏によると、犯行はユーティリティ・ボックスの中から銅線を切り取る手口で、パサデナ市では距離にして6.5マイル分の銅線が盗まれた。これにより、昨年1年間で360以上の街灯の修理が強いられ、5万ドルの損失が出たという。窃盗団は、盗んだ銅をリサイクル業者などに売るのが目的とされている。

 報奨金の2万ドルは、市提示の1万ドルにロサンゼルス郡参事会がさらに1万ドルを上乗せした。キャサリン・バーガー参事官は、「報奨金は、この犯罪を我々が容認するつもりはないというメッセージ」と問題解決への意欲を示した。

 

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