南加各地で凍結警報と注意報 低体温症や農作物の枯死に注意(1/9)

【ロサンゼルス9日】南カリフォルニアの各地で9日、凍結警報と注意報が出され、寒さが本格化している。

 国立気象局は9日朝、サンタ・クラリタ・バレー、カラバサス、サンフェルナンド・バレー西部に凍結警報を発令した。

 気象局は、霜や凍結による農作物などの枯死や、動物や人が低体温症になる恐れに警戒するよう呼びかけた。予報によれば、警戒区域の気温は29度まで下がる可能性があるという。住民は、気温の変化に敏感な植物を保護し、車のフロントガラスの霜取りが必要となるために出発前の余分な時間を確保するようアドバイスされた。

 9日中には寒さは多少和らぎ、特に内陸部では 「2~3度」暖かくなる可能性がある。アンテロープ・バレーやその他の地域では、9日から11日にかけて雲が多くなり、突風が吹く可能性がある。

 国土安全保障省は、9日の午前10時から10日の午後4時まで強風注意報を発令し、10日の午後から11日の午後まで、アンテロープバレー西部の丘陵地帯とゴールデンステート(5)フリーウェイの回廊で強風注意報を発令した。

 また、10日の午後から11日の午後にかけて、カタリナ島、マリブ・コースト、サンタモニカ山脈西部のレクリエーション・エリアでは、強風注意報が発令されている。気象局は、「木や電線などの大きなものが吹き飛ぶ可能性があり、停電になる可能性もある」と警告している。

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