UCLAが旧ウエストサイド・パビリオン・モールを7億ドルで買収 癌などの新治療法開発へ研究所設置(1/4)

【ロサンゼルス3日】UCLAがこのほど、旧ウエストサイド・パビリオン・モールを7億ドルで買収したと発表した。癌やその他の病気の新しい治療法の開発に焦点を当てた、新しいリサーチパークが設置される。

 買収された敷地は約70万平方フィートで、UCLAに免疫学の研究所「California Institute for Immunology and Immunotherapy」を設立するための資金として州からすでに割り当てられている2億ドルと、投資分の5億ドルを資金源に実現した。

 発表の会見に出席したニューサム知事は、このアカデミック・ハブと研究センターの完成には約64ヶ月かかると述べた。

 ウェストサイド・パビリオン・モールは1985年にオープンし、ウェスト・ロサンゼルスで人気を博した。事業の衰退に伴い2019年に閉鎖され、グーグルがビルの一部をオフィス用地としてリースしていた。

 UCLAのジーン・ブロック学長は、「空っぽになった旧モールを、世界を変える発見が生まれる未来の拠点に変えることができるチャンスに感謝している」と述べた。

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