記者会見レポート: ついに、ドジャー・ブルーの 大谷翔平が誕生!

LALALA編集部 記者会見レポート
ついに、ドジャー・ブルーの大谷翔平が誕生!

12月14日午後、ドジャー・スタジアムで、2024年メジャーリーグシーズンよりロサンゼルス・ドジャースに入団することが決定した大谷翔平選手の入団記者会見が行われた。会見場所は、スタジアム内のセンターフィールドプラザ。メディア関係者用に約400席が用意され、アメリカや日本などから大勢の報道陣が詰めかけた。

 会見では、はじめにアンドリュー・フリードマン編成本部長がスピーチを行い「野茂英雄、黒田博樹、前田健太など数え切れないほどの日本人の偉大なメジャーリーガーを輩出したこのドジャースで、最も重要な形でこの発表が行われているのです」と日本人選手の功績を振り返った。

 次に、大谷選手が壇上に登場。着用しているネイビーのスーツの上着からドジャースのユニフォームに着替え、ブルーの野球帽をかぶって笑顔で写真撮影。隣に通訳の水原一平さんが来るとすぐ入団スピーチを始めた。

「まず最初に、このような機会をいただき、今回選手としての自分を信じてくださったロサンゼルス・ドジャースのチームの皆さん、特にマーク・ウォルター、アンドリュー・フリードマン、スタン・カステン、ブランドン・ゴームス、デイブ・ロバーツこの5人には本当に感謝しています。そして私にメジャーリーガーとしての最初のチャンスを与えてくださったエンゼルスの皆さん、本当に今振り返っても素晴らしく大切で忘れられない、そんな6年間の思い出をありがとうございました。また今回の入団に対しまして、本当に多くの方とお話をさせていただきました。球団関係者の全ての皆さんに心より感謝申し上げます。明確な勝利を目指すビジョンと豊富な球団の歴史を持つこのロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを今、心より嬉しく思うと同時にすごく興奮しています。最後に、日々お世話になっているエージェント、そして、いつも遠く日本から温かい声援を送ってくださるファンの皆さん、本当にありがとうございます」

■質疑応答にも丁寧に返答

 スピーチの後には、質疑応答タイムが設けられ、メディアからの一つひとつの質問にも丁寧に答えた大谷選手。まず、最終的にドジャースに決めた理由を聞かれると、理由は一つではなくたくさんあった。交渉の最後に複数のチームと会談したが、全てのチームが素晴らしく本当に難しい決断だったと胸の内を明かした。

 また、勝利というビジョンを掲げるにあたり、チームにとって最も重要なことは、全員が同じ方向を向いていること。ドジャースは、オーナー陣も、フロントオフィスも、チームメイトも、ファンも、皆が同じ方向を向いていると感じたことを大谷選手は強調した。

 質問が、入団への決断や9月に受けた右肘手術、契約金などについて及ぶ中、ネットで話題になっている大谷選手の愛犬について、「愛犬の名前を教えてほしい」と記者が訊ねると「元の名前『デコイ(decoy)』から『デコピン』という名前を付けました」と緊張しながらも笑顔をみせた。

(12/19/2023)

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