ファインスタイン上院議員に市民らが最後のお別れ SF市庁舎に棺、5日に追悼式(10/4)

【サンフランシスコ4日】9月28日に90歳で死去したカリフォルニア州選出の民主党上院議員ダイアン・ファインスタイン氏の棺が4日、サンフランシスコ市庁舎に到着し、多くの弔問客が訪れ敬意を表した。

 ファインスタイン氏は、1978年から女性初のサンフランシスコ市長を10年間務めた後、1992年からは米上院議員として、銃規制や環境保護、LGBTQ+の権利と同性婚の合法化など多くの分野で尽力した。

 市庁舎に4日午前8時頃、ファインスタイン氏の棺を乗せた霊柩車が到着し、ロンドン・ブリード・サンフランシスコ市長、ファインスタイン氏の家族、サンフランシスコの警察官と消防士による儀仗隊など、棺は多くの要人の前を通り、市庁舎内に運び込まれた。

 弔問に訪れた家族、同僚、スタッフの中には、ナンシー・ペロシ下院名誉議長もおり、ファインスタイン氏の娘の手を握りながら棺に近づきキスをした。

 市庁舎は、午前9時から午後7時までの間、一般市民に公開され、多くのサンフランシスコ市民らが弔問に訪れた。

 ファインスタイン氏の追悼式が5日午後、サンフランシスコ市庁舎で行われる予定で、カマラ・ハリス副大統領、ナンシー・ペロシ前下院議長らが参列して追悼の言葉を述べ、バイデン大統領からのメッセージも寄せられる予定。

 
 

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