UC2023年秋、カリフォルニア州在住の志願者受け入れが過去最高に 最多はラテン系(8/11)

【ロサンゼルス8日】カリフォルニア大学(UC)は2023年秋、過去最高となる人数のカリフォルニア州在住の1年生への志願者を受け入れたことが、8日発表のデータでわかった。人種別で最も多かったのはラテン系で、過去最大規模の入学志願者数となった。

 UC全体では、カリフォルニア州在住の入学志願者は8万8,285人で、昨年より3.5%増加し、9つの大学キャンパスのほとんどで増加した。入学率はシステム全体で67%近くまで上昇し、ほぼすべてのキャンパスで上昇した。UCサンタクルーズ校は最も広く門戸を開き、昨年より1万人多い1年生を受け入れた。これは44.5%の増加にあたる。
 人気のあるキャンパスではカリフォルニア州在住者の入学率は依然低く、UCLAは9.5%、UCバークレー校は15.1%だったが、いずれも昨年よりはわずかに増加した。

 UCの各キャンパスはまた、コミュニティーカレッジからの編入志望者への入学許可枠も広げた。中でも、UCサンディエゴ校はカリフォルニア州在住者の編入志望者の受け入れを昨年より11%増やし、1万1,200人を受け入れた。

 カリフォルニア州の新入生で最も多かったのはラテン系で38%、次いでアジア系34%、白人19%、黒人5%だった。アメリカン・インディアンは入学者の1%だったが、UCLA、UCサンタクルーズ校、UCサンタバーバラ校で大幅に増加し、全体としての増加につながった。UCでは昨年、連邦政府公認のネイティブ・アメリカン、アメリカン・インディアン、アラスカ先住民の部族に属するカリフォルニア州住民を対象に、授業料と諸費用を無料にするという大規模な取り組みを開始した。

 「アファーマティブ・アクション(差別是正措置)」を「違憲」と判断した6月の連邦最高裁判決を受けて、全米のキャンパスが人種を入試の要素とすることへの禁止に直面する中、UCの入学者の多様性に関する新しいデータが発表された。全体として、UCの1年次入学志願者の44%、編入学生の37%が、代表的な人種や民族に属さないグループであり、この多様性は、州の人口動態の変化と、アファーマティブ・アクションを使わずに多様なクラスを作る方法についてUCが25年以上実験してきたことを反映している。

 カリフォルニア州在住の入学者の約45%は、家族で初めて大学に入学し、47%が低所得者であることもわかった。

 

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