大谷投手も違反を取られた新ルール「ピッチクロック」でMLB観客数が大幅増|ららら新聞VOL.8

らら三郎(ららら編集部)

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大谷投手も違反を取られた新ルール
「ピッチクロック」でMLB観客数が大幅増

メジャーリーグに今シーズンから導入された「ピッチクロック」。この新制度の導入で試合時間が短縮されたメジャーリーグの観客動員数が、大幅に増加しているそうです。今シーズンの観客動員数は、昨シーズンと比べて9%ほど増加。シーズン終了までこのまま増加し続ければ、1998年以来、最大の増加率となります。

ピッチクロックとは

「長時間の試合」や「動きがなく単調な時間が多い」などの理由で、アメリカでも野球の人気低下が指摘されてきました。ピッチクロックは、投手がボールを受け取り、ランナーがいない場合は15秒、ランナーがいる場合は20秒以内に投球しなければならないというルールです(打席にもルール適用)。制限時間オーバーの際にはボールが宣告されます。ピッチャーがボールを受け取り、投球動作に入るまでの時間を制限するピッチクロック導入で試合時間が大幅に短縮され観たため、観客数が増えたとみられています。以前は平均試合時間が3時間を超えていましたが、今シーズンは5月31日の時点で2時間39分となっています。

大谷投手もピッチクロック違反

4月5日にシアトルで行われた「エンゼルス 対 マリナーズ」戦。二刀流で出場した大谷投手が、ピッチングでは制限時間内に投球動作に入れず、ピッチクロック違反として「ボール」を宣告、また、打席では制限時間以内に投球に備えることができず、「ストライク」の宣告をされました。投打の両方でピッチクロック違反をした最初の選手となり、話題となりました。

大谷投手を観に行こう!

8月9日終了時点で、エンゼルスの残り試合数は54試合。エンゼルスのネビン監督によると、2023年の大谷投手は基本的に中5日での登板が予定されています。以下は大谷選手の登板予測です。

(8/8/2023)

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