デスバレー国立公園で小型ロバ5頭射殺 当局が調査開始(7/17)

【デスバレー17日】デスバレー国立公園で先週、野生の小型ロバ(burro)5頭が射殺されているのが発見され、連邦当局が調査を行っている。ナショナル・パーク・サービス局は、デスバレー国立公園で動物が違法に殺された最悪のケースのひとつ、と怒りをあらわにしている。

 13日のプレスリリースでナショナル・パーク・サービス局は、国立公園内での銃の使用は違法であることを明確にし、遺棄されたロバの死骸は、”死んだ動物を餌にする在来の野生動物もまた、有毒な鉛の弾丸を不注意に摂取してしまい危険にさらされる”と述べた。

 burroはもともとアフリカ原産で、その個体数は年間約20%増加しており、オオツノヒツジのような在来の野生動物と希少な資源を奪い合い、在来の自然サイクルにダメージを与える可能性がある、と同公園管理局は述べている。

 国立公園の管理側は、「繊細な砂漠環境」からburroを追い出す作業を行っているが、ニュースリリースによれば、殺された5頭はこれらの追い出し作業の一環ではなかったといい、「無責任な行為」と批判した。

 当局は、burro射殺について一般からの情報提供を求めている。

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