【ロサンゼルス14日】ロングビーチの自宅で親族が首を絞めているのが目撃された数日後、高齢の男性が死亡した事件が殺人事件として捜査されている。
ロングビーチ警察は6月8日午後12時10分頃、ファンウッド通り2600ブロックで発生した事件に駆け付けた。
警察によると、駆けつけた警官が家の中で女性が被害者の首に手を回しているのを発見。容疑者の女、ジェニファー・デイル(52)は身柄を拘束され、ロングビーチ消防署が被害者の救助に当たった。
男性は83歳のジェームス・ブルックスと確認されたが、病院への搬送を拒否したという。
予備調査の結果、被害者は24時間体制の医療ケアが必要で、事件当時はデイル容疑者が介護していたことが判明した。2人目の介護者が、容疑者が被害者の首を絞めているのを自宅内で目撃し、911に通報した。
その後、被害者は喉の痛みを訴え、健康状態は急速に悪化したと警察は発表した。被害者は6月14日に自宅で無反応の状態で発見され、最終的に死亡が確認された。
ロサンゼルス郡検視局はこの死を殺人と断定、死因は後遺症による首と体の圧迫と記録されている。
デイルは殺人未遂の疑いで拘留されていたが、刑事はロサンゼルス郡地方検事局と面会し、殺人の可能性があるとみている。