23年3月公開、注目のハリウッド映画6選 ─ 『Creed』『ジョン・ウィック』『シャザム!』最新作、D&D実写版も

毎年恒例の賞レースシーズンが佳境を迎えている。2023年3月12日に開かれる第95回アカデミー賞授賞式に向けた受賞予想に必死な映画ファンも多いはずだ。その一方で、この3月は注目のハリウッド映画が全米で封切りを迎える。

この記事では、賞レースとの関わりが意外にも少ない大作映画にあえて的を絞り、3月公開作を厳選ピックアップ。業界の盛り上がりに乗じて、劇場へ足を運んでみよう。

3月3日(金)

『Creed III(邦題:クリード 過去の逆襲)』


『ロッキー』シリーズ次世代の物語を描いた『クリード』シリーズ。2015年の誕生から早くも3作目が封切りを迎える。これまで数々の困難に立ち向かってきた主人公アドニス(マイケル・B・ジョーダン)の前に今回立ちはだかるのは、幼馴染のデイミアン(ジョナサン・メジャース)。疎遠だった2人の間には、運命の分かれ道とも言える悲劇的な過去が存在していた・・・。

3月10日(金)

『Scream VI(邦題未定)』

伝説のスラッシャーホラー『スクリーム』シリーズ第7弾。本作では、オリジナルキャストとして知られるゲイル・ウェザーズ役のコートニー・コックスが第6作に引き続き再登場。同じく前作からはジェナ・オルテガやメリッサ・バレラが続投する。また、にわかに注目を集めているのが、『スクリーム4: ネクスト・ジェネレーション』(2011)でカービィ役を演じたヘイデン・パネッティーアのシリーズ復帰。一体どのような形で“スクリーム”するのか、期待せずにはいられない。

『65』


同日に公開を迎えるのが、『スター・ウォーズ』シリーズ出演後も多岐にわたるジャンルで活躍するアダム・ドライバー主演作『65』。プロデューサーに『スパイダーマン』『 死霊のはらわた』シリーズなどで知られる鬼才サム・ライミを迎え、6,500万年前の地球へと墜落したパイロットの男(ドライバー)によるSFサバイバルスリラーが開幕する。

3月17日(金)

『Shazam! Fury of the Gods(邦題:シャザム!〜神々の怒り〜)』


社内革命に揺れ動くDCコミックス社最新作。見た目はオトナ、中身はコドモの陽キャヒーロー、シャザムの新たな冒険が遂にやってくる。続編には、新キャストとしてイギリスの大御所ヘレン・ミレンと“やっちまいなー”でお馴染みのルーシー・リウがヴィラン姉妹役で豪華共演。スティーブン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』でマリア役に大抜擢されたレイチェル・ゼグラーも出演する。

3月24日(金)

『John Wick: Chapter 4』


キアヌ・リーヴス主演の人気アクションシリーズ『ジョン・ウィック』第4弾。日本カルチャーへの敬意に満ちた演出と本格アクションが楽しめる本シリーズだが、最新作では、真田広之とドニー・イェンという最強アクションスターが新たに加わる。スピンオフ映画・ドラマなど、フランチャイズ展開に積極的な『ジョン・ウィック』。メインシリーズにおける物語の行く末からは目が離せない。

3月31日(金)

『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves(ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り)』


大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」をきっかけに再ブームを迎えたボードゲーム、D&Dことダンジョンズ&ドラゴンズがいよいよハリウッド映画になってしまった・・・!『スター・トレック』シリーズのクリス・パイン、『ワイルド・スピード』シリーズのミシェル・ロドリゲスら安定の面々を揃えた本作では、ボードゲームの平面世界から飛び出したキャラクターたちが想像を超えるサバイバルワールドを駆け巡ることになる。

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