電力復旧作業中の事故で1人が重傷 冬の嵐で停電3日目の地域も(2/28)

【ロサンゼルス27日】冬の嵐により各地で停電が相次いだ週末、サンファナンドバレーで起きた停電の電力復旧作業を行なっていたロサンゼルス水道電気局(LADWP)の作業員が事故にあい重傷を負った。この作業員は病院に搬送され、集中治療室で治療を受けている。

 LADWPのマーティン・アダムスGMは、電力の復旧作業が命がけであることに言及し、重傷を負った作業員の回復を祈った。

 LADWPによると、嵐の影響を受けて一時は14万軒以上の家が停電した。27日までにそのうちの12万7,000軒以上の家で電力が復旧したが、LADWPの顧客27,000人がまだ停電の影響を受けている。

 LADWPの作業員は24時間体制で停電の復旧作業に当たっているが、停電の範囲が広く強風の影響も受け、作業の障害になっているという。

 高齢の低所得者が多く住むノース・ハリウッドでは、24日夜から停電が3日間続いている。200戸以上の高齢者向け集合住宅「Magnolia Towers」では、バックアップ発電機により、ロビーやエレベーター、グループリビング、廊下などの共用スペースに電力が供給されているが、各部屋では冷蔵庫や暖房なども止まり、多くがロウソクの明かりで暮らしている。

 LADWPによると、停電の原因は嵐により変圧器が故障した可能性が高く、27日夜も懸命な復旧作業が続いている。

 

 

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