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下田 丈
Jo Shimoda
モトクロスライダー
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カリフォルニア州リバーサイドを拠点に、アメリカの最高峰レースAMAプロモトクロス/AMAスーパークロスを主に、プロモトクロスレースで活躍する下田 丈選手(モンスターエナジープロサーキットカワサキ所属)。9月23日~25日にミシガン州で開催が迫るモトクロス版オリンピック「モトクロス・オブ・ネイションズ」日本代表に選出、下田選手にとってプロになって初の参戦となる。
Kawasaki ウェブサイト: https://onl.sc/LdWJXkv
インスタグラム: @joshimoda
9月10日と11日の2日間、奈良県の名阪スポーツランドで開催された「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2022第4戦近畿大会」IA-1クラスに参戦し、優勝を飾った下田 丈選手。カリフォルニア州を拠点にアメリカの最高峰レースAMAプロモトクロス/AMAスーパークロスに出場する下田選手にとっては、7年ぶりの日本でのレースとなった。「このレースに出るのは数年前から計画していたのもあって、とにかく楽しみたいという気持ちが大きかったし、実現できて本当に嬉しかったです」
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名阪スポーツランドのコースは、サンド質なのが特徴だが、前日の大雨もあって予想していたよりだいぶ荒れていて難しかったと話す。レース序盤から圧巻のスピードで後続のライダーらを突き放す独走状態。一度は転倒する場面もあったもののハイペースを貫き、2位と大差をつけてマシンをゴールに進めた。「名阪のコースは、トリッキーなジャンプやコーナーがけっこう出てくるところが特徴です。テクニカルなセクションは自分にとって得意なほうなので、ここは好きなコース。みせるライディングができたんじゃないかと思います」
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三重県鈴鹿市出身。「父がもともとライダーで、遊び半分でバイクを買ってくれたのが始まり。あるとき僕が知らないうちにレースに出ることになっていて・・・。レースに出るようになってから真剣に打ち込むようになっていきました」。11歳から名門のモトクロスチームに所属し英才教育を受けながら、日本国内のモトクロス選手権に参戦。初めは日本とアメリカを行き来しながらアメリカでのレース活動も行っていたが、13歳の時に家族でカリフォルニアに移住。アメリカ国内のアマチュアレースで好成績を収め、2016年には全米最大のアマチュアモトクロス選手権、ロレッタリンのスーパーミニクラスに出場し日本人初のタイトルを獲得。2019年にAMAプロデビューを果たした。
世界頂点へ着実に近づく下田選手の勢いは止まらない。昨年は、AMAスーパークロス250SXメインイベントレースで日本人初の優勝、2022年シーズンはAMAプロモトクロス第5戦で優勝、年間ランキング2位を獲得するなど、さらに伸びしろの大きさを見せつけた。「今季はだいぶ成長できたなと感じています。アウトドアコースの強化に新たにトレーナーを迎えたことがよかったのか、勝てるようになった。満足のいく形でシーズンを終えることができました」
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9月23日~25日に開催が迫るモトクロス版オリンピック「モトクロス・オブ・ネイションズ」日本代表に選出、下田選手にとってプロになって初の参戦となる。同大会は、大排気量(450cc)と小排気量(250cc)バイクの混走となるのが特徴の一つ。「マシン自体はフェアではないけれど、全力尽くして行けるところまで行きたい。日本に良い報告ができるように頑張ります!」
(9/20/2022)
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