『水にこだわる高級食パン』をアメリカに
代表取締役社長 髙橋仁志氏
出店したウエストLAは、自身が留学時に住んでいたこともあり、馴染みのある場所でもある。
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2018年に銀座に第一号店を創業、現在日本に128店舗を展開する高級食パン専門店「銀座に志かわ」が7月7日、ウエストLAに海外第一号店をオープン。代表取締役社長 髙橋仁志氏にお話をお聞きした。
「ウエストLAにあるフードコンプレックス『COLONY』内にショップを構え、ピックアップ&デリバリーサービスにて商品を提供しています。事前に注文して店舗でピックアップできるほか、営業時間内であれば店舗で注文してお買い上げ頂くことができます。デリバリーサービスはロサンゼルス周辺に対応。配達ロボットCOCOを導入しており、お店から半径2マイル範囲内であればCOCOが商品をお届けします」
『水にこだわる高級食パン』(18 ドル)のみを販売。銀座に志かわが独自に開発をした「アルカリイオン水」 を仕込み水に使用したこの高級食パンはカナダ産最高級小麦粉、バター(マーガリン不使用)、生クリーム、はちみつなどの厳選した素材を使用。
同店が取り扱うのは、『水にこだわる高級食パン』のみ。日本の銀座に志かわが創業以来シグニチャーとしているこの高級食パンは、長方形のフォルムと黄金色が見た目にも美しく、内側はしっとりふかふか、口の中でふわっと上品な甘さが広がる。さらに耳部分も柔らかくほんのりとした甘みがあり、余すところなく堪能できる逸品だ。
美味しさの理由は、その名のごとく「水にこだわる」ところにある。「我が社ではアルカリイオン水をパンの仕込みに使用しています。もともと私の実家は割烹料理店だったこともあり、アルカリイオン水が食材の旨み成分を引き出すのに活用されていることが知識にありました。それをヒントにして、アルカリイオン水を使うことにより美味しい食パンが作れるんじゃないかと思ったのが始まりです。そこから研究を重ねて唯一無二の食パンが完成しました。」
販売方法は、pick-up & delivery service。公式ホームページからは事前注文からの pick-up、Colony サイトより当日ピックアップの注文を受け付けている。デリバリーに関しては Grubhub、DoorDash 、COCO、Chownow にて販売。
日本のパン業界では2013年ごろから、空前の高級食パンブームがスタート。その中で銀座に志かわは、創業からこの約4年で急成長を遂げている。「ここまで来れたのは、我々が自信を持って提供している美味しい食パンが、多くの皆様にご支持いただいたことが一番だと思います。それともう一つは、東京の中心である銀座にある『銀座に志かわ』というブランド構築を大切にしてきたことも大きい。すべての店舗の入り口には、『食パン』の文字を刻んだ暖簾をかけ、手土産として喜んでいただけるギフトボックスや紙袋を採用するなど、ブランディングにもこだわりを持っています。」
銀座で生まれた高級食パンが、ついにアメリカに上陸。「今や食パンは現代の日本人の主食になっています。Sushi、Ramen、Karaokeのように、『Shokupan』というワードが親しまれるようになるまでに、日本の食文化としての食パンをこのアメリカで広めていきたいと思っています」。
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Ginza Nishikawa at Colony
11419 Santa Monica Boulevard Los Angeles, CA 90025
TEL:323-944-1636
Website: www.ginzanishikawausa.com
Instagram: ginzanishikawa
Twitter: ginza_nishikawa
営業時間 10am~10pm(※売り切れ次第終了)
日曜日定休
(8/1/2022)