経営難でメリーマウント・カリフォルニア大学が今夏閉校(4/25)

【ロサンゼルス25日】半世紀の歴史があるパロスバーデス・ペニンシュラのカトリック系私立大学「メリーマウント・カリフォルニア大学」が、今年の夏に閉校となることが評議員会により発表された。

 大学側が22日に発表した声明によると、近年、入学生の減少、諸費用の高騰化、コロナパンデミックの影響などから、経営難に陥っていた。

 同大学のブライアン・マーコット学長は、「簡単な決断ではなかったが、我々は今、学生やスタッフなど、すべての大学関係者に次の計画を立てる時間を与え、助けることに焦点を絞りたい」と述べた。

 メリーマウント・カリフォルニア大学には、フルタイムの学生500人と、職員140人がいる。同大学によると、授業は8月の夏学期を最後に終了するという。秋学期から、学生は他の大学などに転入することになり、教職員の新しい職場探しも大学側が手助けする予定。

 同大学は1968年、聖心マリア修道会により、2年制のメリーマウント・パロスバーデス・カレッジとして設立された。2013年にメリーマウント・カリフォルニア大学と名称が変更され、4年制の学部課程と大学院の学位課程が提供されるようになった。

 

 

 

 

 

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