森山知亜美: 日本文化である書道の魅力、アメリカで伝える

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森山知亜美
Chiami Moriyama

書道家

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オレンジカウンティを拠点に書道講師・書道家として活動する森山知亜美さん。「日本語補習校のアフタースクールプログラムの書道クラスでの講師をはじめ、書道家として命名書の作成や、企業様や飲食店様から依頼の書道作品なども手掛けております」
インスタグラム: https://www.instagram.com/chiou_kou/

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週に一度、日本語補習校のアフタースクールプログラムの書道教室。「筆で字を書いている生徒さんたちの顔は真剣そのもの。回を重ねるごとに着実に上達していて、上手に書けた時はみんな元気いっぱいの笑顔になります」。そう話すのは、オレンジカウンティを拠点に書道教室「知凰光(ちおうこう)」を主宰、書道家として活動する森山知亜美さん。パソコンやスマホが普及してペンや筆離れが進む中、アメリカで日本の伝統文化である書道に触れられる場所は貴重といえるだろう。

 

「小学生にとって、なかなか学校の宿題では覚えられない漢字の書き順も、書道を通してなら楽しみながら身についていきます。大人でも、半紙や墨の香りに癒されたり、静寂の中で筆を走らせながら精神統一ができてストレス解消にもなります。日常の忙しさや、ざわざわとした気持ちを落ち着かせてくれるところ、そして何よりも美しい字が書けるようになることが書道の素晴らしさです」  

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今後は子どものほか、大人やシニアの人々も書道を楽しめる場を作っていきたいと情熱を燃やす森山さん。コミュニティで開催されるイベントでのパフォーマンスなども受けつけており、最近では、企業からの作品依頼もあるという。「新年にはお店の入り口に書を飾りたいというご依頼や、社訓を示す四字熟語を力強い書で表現したいといった企業様からのご依頼などでは、人の目を惹きつけるダイナミックな書の作品が求められます。現在進めている作品についても、字体やインパクト、すべての点で試行錯誤を重ねながら、またどのような作品が完成したら喜んでいただけるかを頭に浮かべながら、書に向かっているところです」  

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「書道師範だった祖母の影響で、私自身も小学校1年生で書道を始めました。通算35年書道に携わり、渡米後も書を学び続けてやっと師範資格を取得できた時には、大きな達成感がありました」  近年多い依頼の中には、「命名書」もある。「誕生されるお子様への、人生で初めての贈り物である命名。大切なお名前を綴った命名書をお渡しした時に感動し涙を流して喜んで頂いたり、とても嬉しそうな笑顔に出会えることがこちらもとても嬉しく幸せな気持ちになれます。今後も書に携わり、ゆくゆくは現在の活動と共に個展なども開催しながら書の素晴らしさを皆様にお届けしていきたいです!」。

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(4/12/2022)

 

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