Instacart、ガソリン価格高騰に伴い燃料サーチャージ追加(3/24)

【ニューヨーク24日】Instacartは、燃料価格の上昇に伴い、同社のマーケットプレイスを通じての注文に一時的に40セントの追加料金を課すと発表した。

同社は、この追加料金は「来月にかけて」適用されると述べたが、追加料金の導入方法の詳細や、いつまで適用されるのかについては明らかにしなかった。

Instacart は、同社のアプリやウェブサイトを通じて商品を注文する際に顧客に追加料金を支払うよう求めている。

米国エネルギー情報局によると、ロシアのウクライナ侵攻に刺激され、米国では2月21日から3月14日までの3週間にガス価格が22%上昇した。この上昇率は過去最速のペースだが、3月最初の2週間のガソリン1ガロンの平均小売価格4.21ドルは、インフレを考慮すると2008年6月に記録した史上最高値をまだ下回っていると、同局は述べている。

Instacartは、今回導入する燃料割増金はすべて従業員に転嫁されることを明らかにし、注文に燃料割増金が含まれる場合は、注文を受けるかどうかを決定する前に、事前に従業員に知らせることにしていると付け加えた。

Instacartは先週、ドアダッシュがプリペイドのビジネスVisaデビットカードを使ってドライバーがガソリンを購入すると、10%のリベートを提供するプログラムを開始したと発表したのに続き、ガソリン価格の上昇を考慮して顧客に負担を求める決定を下した。

さらに、配達中に1週間に100マイル以上走行したドアダッシュのドライバーには、走行距離に応じて少なくとも5ドルのボーナスが支給される予定である。Uberは3月11日、食品配達の注文1件につき35セントまたは45セントの燃料サーチャージを場所によって一時的に課し、その全額をドライバーに支払うと発表した。

ガソリン価格の上昇は、インフレを促進する主役となっている。米労働統計局によると、2月までの12カ月間で消費者物価指数は7.9%上昇し、その間に家庭の食料品価格は8.6%上昇した。

 

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