LB市、クイーン・メリー号の国定公園化を検討(3/16)

【ロングビーチ16日】ロングビーチ市は、運営会社の破産で昨年から管理を引き継いでいるクイーン・メリー号について、国定公園化を検討していることがわかった。

 1930年建造の豪華客船「クイーン・メリー号」は現在、国定歴史建造物に指定されており、国立公園局から一定の補助金や税制上の優遇措置を受けている。さらに国定公園に指定されれば、連邦政府の所有となり、修理代や維持費も連邦政府が担うことになる。

 国定公園のステータスは通常、「歴史的、景観的、科学的に興味深い場所を保存するために設けられたもの」で、一般的に米議会または大統領によって与えられる。

 クイーン・メリー号では現在、500万ドルをかけた修復事業が進行中で、今夏まで閉鎖されている。船を最高の状態に保つためには多額の費用がかかるため、ロングビーチ市は現在、船内の36フィートの救命ボートを競売にかけており、これを保存できる非営利団体を探している。

 

 

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