LA郡、ガソリン平均価格が史上初の5ドル台突入(3/3)

【ロサンゼルス3日】ロサンゼルス郡で、レギュラーガソリン1ガロンの平均価格が史上初めて5ドルの大台に突入した。

「AAA」によると、3日の平均価格は、8.6セント上昇して$5.01。ビバリー・グローブのモービル・ステーションでは3日、レギュラーガソリン1ガロンの価格が$6.65と表示された。

ロサンゼルス郡では今月、ガソリン価格の記録更新が続いていた。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けた世界規模でのガソリン価格高騰が深刻で、原油価格は3日、一時1バレル115ドルの高値を記録した。これは2008年以降、最高の水準。

 「AAA」は、当地でのガソリン価格高騰のその他の理由として、インフレと、カリフォルニア州でガソリンの種類をサマーブレンドに変更する時期が重なったこともあげた。例年だと、ガソリン価格のピークは約2ヵ月後で、1月から5月の間では通常、1ガロンにつき30~50セントの価格上昇がみられる。 

カリフォルニア州のガソリン税は現在、全米で最も高い1ガロン当たり51.1セント。ニューサム知事は先月、インフレ対策として、今年のガソリン税引き上げを行わない可能性を示唆。通常だと、インフレに伴うガソリン税の引き上げが7月1日付けで実施される予定になっている。

 

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