【ランチョ・パロス・バーデス3日】ランチョ・パロス・バーデスの高級リゾート「Terranea Resort」に3日、コロナパンデミック中に解雇した従業員の再雇用を怠った労働違反で、330万ドルの罰金が科されたと、州労働委が発表した。
「Terranea Resort」ではパンデミック中、ハウスキーパー、バンケット・サーバー、バーテンダー、ジュニア・スーシェフ、マッサージ・セラピストら、従業員53人が解雇された。
メンバー14人が解雇され、再雇用の機会が与えられなかったとして、労働組合「Unite Here Local 11」が労働違反の苦情を申し出、州当局が2021年7月に調査を開始した。
その結果、「Terranea Resort」を管理する「DH Long Point Management LLC 」がリコール権法に違反したと判断し、同ホテル側に308万ドルの損害賠償と5,300ドルの民事罰金、20万8,582ドルの利子の支払いを求めた。
カリフォルニア州のリリア・ガルシア・ブローアー労働委員は、「法の下、パンデミックで解雇されたホスピタリティー・サービス業界の労働者に対し、雇用者が、営業再開時に同じか類似のポジションをオファーすることは最重要事項」と説明。
この法の下、権利を侵害された労働者には、違反が解決されるまで、1日あたり500ドルの清算金が支払われることなどが定められてる。
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