【ワシントン24日】世界保健機関(WHO)は、先週、世界中でコロナウイルスの新規感染者数が21%減少し、3週連続でCOVID-19の感染者数が減少したと発表した。
国連保健機関のパンデミックレポートの中で、WHOは、先週の新しいコロナウイルス感染者は1200万人以上であったと述べている
COVID-19の新たな死亡者数は、全世界で8%減の約67,000人となり、1月初旬以来初めて週間死亡者数が減少したことになる。
西太平洋地域は、COVID-19の感染者が29%急増した唯一の地域であり、他の地域の感染者数は大幅に減少した。新たな死亡者数も西太平洋とアフリカで増加し、他の地域では減少している。
COVID-19の新規感染者数が最も多かったのは、ロシア、ドイツ、ブラジル、米国、韓国であった。
WHOは、オミクロンは依然として世界的に圧倒的に優勢な変異株で、世界最大のウイルスデータベースで共有されている配列の99%以上を占めていると発表した。また、デルタは共有配列の1%未満であるとしている。
WHOはまた、入手可能なワクチンの証拠から、オミクロン変異株に対しては「ブースター接種により(ワクチンの効果が)大幅に向上する」と報告したが、そのような保護がどの程度持続するかについては、まだ詳細が必要であると述べている。
今週、英国は、ボリス・ジョンソン首相が将来的に致死的なウイルスの亜種が出現する可能性を認めたにもかかわらず、残っているCOVID-19の制限をすべて廃止すると発表した。
今月初め、スウェーデンは症状がある人にもCOVID-19の検査を広く行うことを断念し、検査費用とパンデミック規制の費用は「もはや正当化できない」と述べた。
一方、香港の指導者は火曜日、感染力の強いオミクロン型による最悪の流行に対処するため、3月に750万人の全人口を対象に3回のCOVID-19検査を実施すると発表した。