元講師の脅迫メールでUCLAが急きょリモート、コロラド州で身柄拘束(2/1)

【ロサンゼルス1日】カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で、元講師の男から学生と教職員に脅迫メールが送られる事件が起き、1日の対面式授業が急きょ在宅のリモート学習へ切り替えられる事態となった。

 容疑者の男は、マシュー・クリストファー・ハリス(31)で、UCLAの哲学科の元講師。ハリス容疑者は31日夜、銃乱射事件のビデオをYouTubeに投稿するとともに、UCLA哲学科の特定の関係者をおびやかす、「非常に暴力的で不穏な」800ページにわたるマニフェストを送信した。UCLAは31日深夜、容疑者が近くにいる可能性を警戒し、1日のリモート学習を決めた。

 その後、FBIが1日早朝、容疑者がコロラド州ボルダー市にいることを突き止め、午前10時過ぎ、SWAT部隊とのスタンドオフの後に身柄を拘束した。この際には現場近くの学校やビジネスなどがロックダウンとなり、住民は避難した。

 UCLAは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新学期早々リモート学習を行っており、31日に対面式授業に戻ったばかりだった。

 

 

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