【ロサンゼルス26日】「Children’s Hospital Los Angeles(CHLA)」はこのほど、新型コロナウイルスが小児・青少年に与える「Long COVID」と呼ばれる長期的な後遺症について研究するため、「National Institutes of Health(NIH)」から830万ドルの助成金を受け取った。
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CHLAは、現時点でわかっていないことが多い、Long COVIDが子供らに及ぼす影響などについて調べる全米規模の研究「RECOVER(Researching COVID to Enhance Recovery)」を実施する国内30以上の施設の一つになる。
Long COVIDの症状は、倦怠感、咳、胸の圧迫感、息切れ、動悸、筋肉痛、集中力低下など。パンデミック初期は、高齢者や基礎疾患のある人に比べ、コロナ感染の子供への影響は深刻ではないとされたが、オミクロン株の台頭でコロナ感染が拡大する今、入院や病状が深刻化する子供が増えている。これまでに分かっているLong COVIDについての情報のほとんどが、成人感染者の経験を基にしたものであるため、研究者らは今後、Long COVIDが子供らに及ぼす影響に焦点を当てる。
CHLAの医師によると、コロナに感染した子供らの5~15%にLong COVIDの症状が出ており、人口の多いロサンゼルスでは、Long COVIDに苦しむ子供が大勢いると予測される。
CHLAは、小児・青少年へのLong COVID治療を専門的に実施しているカリフォルニア州で数少ない病院の一つ。NIHの助成金を得て、小児・青少年のLong COVIDについて、危険因子、根本的な原因、症状を治療する最も効果的な方法、進行具合、防止方法などの見極めを目指す。
NIHの助成金はまた、小児・青少年に認められるコロナ感染後の多臓器炎症症候群(MIS-C)と、コロナワクチンに関連した心筋炎についての研究にも充てられる。全米で、MIS-Cの患者800人と、ワクチン関連の心筋炎患者200人がこれらの研究に参加する。CHLAの医師は、「MIS-Cになるのはまれだが、かかると人体に壊滅的な影響を与える可能性がある」とし、研究の重要性を強調した。
CHLAの研究については、同院ウェブサイトで詳しく紹介されている。
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