【サンディエゴ25日】カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者によると、サンディエゴ郡の廃水中のCOVID-19の測定値が減少傾向にあるとした。最新の数値では、過去2週間でオミクロン濃度が20%低下している。
サンディエゴ郡の住民のほぼ2/3にあたる約230万人にサービスを提供していポイントローマ廃水処理場でロボットサンプラーを使ってウイルス濃度を測定しているカリフォルニア大学サンディエゴ校の医学部の研究者兼博士研究員であるSmruthi Karthikeyanは「排水中にピークが見られる場合、臨床または入院のピークが来週か再来週に迫っていることを意味する」と述べている。
先月は、発見された変異体の95%がオミクロン、残り5%がデルタの変異体だった。この結果は、地域社会におけるCOVID-19の症例数の変化に対する早期警告となり得る。