ホリデーシーズン前にコロナ感染拡大を懸念、医者らが注意呼び掛け(11/15)

【ロサンゼルス14日】ホリデーシーズンが近づく中、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されており、パーティーなどで人々が集う場合、十分に注意するよう、保健局や医者らが呼び掛けている。 

 バーバンク市の救急治療室に勤務するマイケル・ダイグノート医師は、感謝祭にファミリーが集う際のアドバイスとして、屋内なら窓を開けて換気し、なるべくなら屋外で集うようすすめた。ワクチン接種により、去年の感謝祭時より安全性は増したが、集う前に、精度が高まり迅速に結果が分かるコロナ検査も利用するよう勧めた。また、コロナの感染率が比較的高いエリアから訪れる家族らと再会する場合は特に、ホリデー前のブースターショットの接種を奨励した。

 昨年、カリフォルニア州でコロナ感染率が増加し始めたのは今の時期で、今年も、オレンジ郡、リバーサイド郡、サンバナディーノ郡では最近になりコロナ患者の入院者数が30%増加している。

 ロサンゼルス郡は、現在の割合からみると、年末までに少なくとも人口の80%がワクチン接種を完了させるとのゴールは達成できない見通しで、マスク着用ルールは解除されない。同郡当局によると、14日の新規コロナ感染者数は979人で、6人が死亡、600人以上が入院している。

 一方で、5歳から11歳の子供のワクチン接種率は上昇傾向で、12日にはカリフォルニア州全体で11万人の子供がワクチンを接種した。

 

 

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