なぜカリフォルニアの開票は遅い? 郵便投票は11月10日到着分まで有効(11/4)

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【ロサンゼルス4日】11月3日に行われたカリフォルニア総選挙。テレビでは他州の「当選確実」が次々と発表される一方、カリフォルニアでは翌日になっても開票が続き、「なぜこんなに時間がかかるの?」と感じた人も多いのではないでしょうか。大きな理由のひとつが、郵便投票の多さと、選挙日後に到着する票も数えるカリフォルニア独自のルールです。カリフォルニアでは、すべてのアクティブな登録有権者に郵便投票用紙が送られています。今回の選挙では、郵送する場合、11月3日の選挙日までに消印が押され、11月10日までに郡の選挙事務所へ到着すれば有効です。つまり、11月3日の投票終了時点でも、郵便局を移動中の有効票が残っている可能性があります。

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特に選挙当日の11月3日に郵送した人について、州当局は郵便局の窓口で日付入りの消印を直接押してもらうことを案内しています。投票用紙をドロップボックスや投票センターへ直接持ち込む場合は、11月3日午後8時までが期限でした。

届いた郵便票は、そのまますぐ数えるわけではありません

郵便投票には本人確認の作業もあります。

選挙事務所に投票用紙が届くと、返送用封筒の署名と有権者登録時の署名を照合します。確認が終わった後に封筒と投票用紙を分離し、初めて集計へ進みます。署名がない場合や登録されている署名と一致しない場合には、有権者に連絡し、訂正する機会が設けられています。

今回の選挙では、こうした署名上の問題を修正できる期限は11月25日午後5時までとなっています。そのため、選挙日から数週間たってから有効票として追加されるケースもあります。

当日登録や「暫定投票」の確認にも時間が必要

カリフォルニアでは、通常の有権者登録期限を過ぎても、選挙当日まで「Same Day Voter Registration(当日有権者登録)」を利用できます。

また、登録状況などをその場で確認できない場合に投じる「Provisional Ballot(暫定投票)」もあります。これらは選挙後、本人に投票資格があるか、すでに別の方法で投票していないかなどを確認してから数えられます。

「開票が遅い=作業が始まっていない」ではありません

実はカリフォルニアでは、選挙当日より最大29日前から郵便票の封筒を開け、署名確認などの事前処理を始めることができます。

ただし、集計結果を外部へ公表できるのは投票終了後です。選挙日の夜に最初に発表される数字には、すでに到着して処理を終えた郵便票や期日前投票が多く含まれます。その後、選挙当日に投じられた票、遅れて届く郵便票、暫定票などが順番に追加されていきます。

このため、LA市長選のように候補者の得票率が非常に近い場合は、残っている票によって順位が変わる可能性があり、すぐに勝者を決めることができません。

正式な結果が出るのはさらに先

今回の選挙では、各郡が結果を正式に認証する期限は12月3日。その後、カリフォルニア州務長官が州全体の結果を12月11日に正式認証する予定です。

テレビなどで早い段階に発表される「当選確実」は、州が正式に結果を確定したという意味ではありません。APやテレビ局などが、現在の得票数や残っている票などを分析し、逆転する可能性がなくなったと判断して発表するものです。

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