【ロサンゼルス26日】26日に行われるロサンゼルス・ドジャースのホーム開幕戦に地元ファンらが心踊らせる一方で、その熱戦を目の当たりにするための費用は、他のメジャーリーグ球団の試合を観戦する費用のほぼ2倍にも上る可能性があるという新たな調査が発表された。
史上初3連覇への挑戦を始めるドジャース。野球界最強のチームとしての地位を確固たるものにし、ドジャース観戦は、地元住民や「天使の街」を訪れる人々にとって必見のイベントになった。
チケット販売「Bookies.com」のレポートによると、その観戦費用は、4人家族の場合、413ドル以上かかる可能性があり、これはリーグ平均の226ドルのほぼ2倍に相当する。同サイトのベッティングアナリスト、ビル・スペロス氏は、「インフレ調整後であっても、間違いなく過去最高額だ」と述べる。
大谷翔平のような世界的スター選手、セレブリティを含むファン層、そしてロサンゼルスのスカイラインを一望できる球場の絶好の天候。こうした要素が相まって、最近パートナーシップが発表され、今後は「ユニクロ・フィールド・アット・ドジャー・スタジアム」として知られることになるドジャー・スタジアムが、毎年4月から10月にかけて地元住民やファンにとっての「聖地」となるのは当然のことだろう。
しかし、「Bookies.com」の「ファン・コスト・インデックス」によると、その需要はファンの財布に大きな打撃を与えている。なぜ人々はこれほど高額な費用を厭わず球場に足を運ぶのかという問いに対し、スペロス氏は「LAはスターの街だ。人々は最高の選手を見るためなら喜んでお金を払う」と簡潔に答えた。
「Bookies.com」が分析している総費用は、4人家族で300ドル以上かかるチケット代だけでなく、駐車場代、飲食代も含まれている。このデータには、お土産やチームストアでの購入代は含まれていない。
長年のファンにとって、1試合の観戦費用はもはや手が出しにくいものになりつつあり、仕方なく自宅でのテレビ観戦を選ぶというファンの声もある。
スペロス氏によると、真の変化が訪れたのは、ドジャースが2024年シーズンに向けて大谷選手と契約した時だったという。当時のデータによると、チケットの平均価格は100ドル近く上昇した。チームが勝ち続けるにつれ、より多くのファンが球場での観戦から遠ざけられる可能性があると スペロス氏は指摘する。
Bookies.comの「ファン・コスト・インデックス」によると、これに続くチームは、4人家族で373ドルのボストン・レッドソックス、324ドルのアスレチックス、314ドルのシカゴ・カブス、そして284ドルのサンフランシスコ・ジャイアンツとなっている。
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