発端となったのは、FOX34の朝のニュース番組で、アナウンサーがBTS×OREOの限定クッキーを紹介していた場面だ。番組内で、クッキーに刻まれた13種類のデザインについて説明する流れの中、アナウンサーは「それらを組み合わせると“Death to America”というメッセージになる」と発言した。
この発言はすぐに同僚アナウンサーからも困惑の反応が示され、その場で冗談であると補足されたものの、切り取られた映像がSNS上で拡散し、瞬く間に炎上する事態となった。
BTSのファンからは、この発言を「事実無根で不適切」「アジア系アーティストに対する偏見を助長するものだ」として強く批判。SNS上では謝罪や降板を求める声も相次いだ。
特に問題視されたのは、BTSが世界的に多様性や平和メッセージを発信してきたアーティストであるにもかかわらず、そのイメージを歪めるような冗談が公共のニュース番組で語られた点である。
今回話題となっているのは、紫色の特別仕様クッキーや韓国の伝統菓子「ホットク」にインスパイアされたフレーバーなどを特徴とする限定商品で、BTSのデビュー13周年を記念したプロジェクトである。
13種類のエンボスデザインやファン参加型の仕組みもあり、グローバル規模で大きな注目を集めていた最中の出来事だっただけに、今回の発言はさらに敏感に受け止められた。
当該アナウンサーや放送局からの正式な謝罪は現時点で出ておらず、SNS上では批判が継続している。ファンの一部からは「公共の場での発言として責任が重い」といった指摘も出ている。
一方で、BTS自身はこのコラボを通じて文化交流やファンとのつながりを重視しており、今回の騒動はその意図とは対照的な形で広がってしまった形だ。
※画像:Oreo