メトロ「Aライン」のサンゲーブルバレー延長路線が開通 ポモナまで4駅新設(9/19)

【ロサンゼルス19日】メトロ電車「Aライン」のサンゲーブルバレーまでの延長路線が19日に開通した。

 Aラインの延長区間にはグレンドーラ、サンディマス、ラバーン/フェアプレックス、ポモナ・ノースの4駅が新設された。

 総工費15億ドルのこのプロジェクトにより、既存の48.5マイルのメトロAラインに9マイル以上のライトレールが追加された。メトロによれば、この延長によりAラインは世界最長のライトレール路線となった。

 この延長プロジェクトは、2028年夏季オリンピック・パラリンピック大会に間に合うよう地域の交通インフラを強化する「28年までに28のプロジェクト」構想の一環で、このプロジェクトとして完成する9番目の事業となる。

 Aラインの各駅間では、朝夕のラッシュ時に8分間隔で運行し、運行時間は午前4時から深夜0時まで。新設された4駅全てに、電気自動車用充電器を備えた駐車場、自転車駐輪場、ライドシェア乗降場が設置されている。

 メトロは、この延長によりロサンゼルス郡内の様々な場所へのアクセスが改善されると発表。それらの場所には、カリフォルニア州立工科大学ポモナ校やラバーン大学を含む19の大学・短大、ロサンゼルス郡フェアや2028年オリンピッククリケット開催地であるポモナ・フェアプレックス、ボネリ地域公園やレイジング・ウォーターズなどのレジャー施設、歴史博物館やショッピング地区などが含まれる。

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