2026年加州知事選、ロサンゼルスのカレン・バス市長がアントニオ・ビヤライゴーサ候補への支持表明(9/9)

【ロサンゼルス9日】ロサンゼルスのカレン・バス市長は9日、カリフォルニア州知事選に立候補している元ロサンゼルス市長、アントニオ・ビヤライゴーサ氏への支持を表明した。

 バス市長は会見で、社会的そして経済的な取り組みでともに尽力してきた同志だとビヤライゴーサ氏を紹介。カリフォルニアがこれまでにない課題に直面する中、次期知事はカリフォルニアの価値観に深く根ざし、比類なき実績を有していなければならない、とビヤライゴーサ氏支持の理由を述べた。 

 バス氏は、ビヤライゴーサ氏が他の問題に対して抱いている情熱と信念を評価し、「ホワイトハウスによる我々の州への攻撃に立ち向かい、何百万ものカリフォルニア州民の生活を改善するために必要な成果をもたらすために力を発揮すると確信している」と述べた。

 ビヤライゴーサ氏は、「ロサンゼルス市長カレン・バス氏の支持を得られたことを光栄に思う」と声明で述べ、「今回の選挙運動における彼女の支援に深く感謝するとともに、ロサンゼルス市民およびカリフォルニア州民全体の健康、安全、そしてより良い未来のためにバス市長と協力することを楽しみにしている」と述べた。

 バス氏とビヤライゴーサ氏は互いの政治キャリアを長年支援し合ってきた。ビヤライゴーサ氏は2022年のバス氏の市長選を支持し、市長移行チームのメンバーを務めた。 

 ビヤライゴーサ氏の選挙運動サイトによると、同氏は公職での長い経歴を挙げ、「カリフォルニア州の実績ある問題解決者」と自らを称している。2005年から2013年までロサンゼルスの第41代市長を務め、カリフォルニア州議会議員も歴任した。

 現職のギャビン・ニューサム知事の任期満了に伴い、後任を選ぶ知事選が2026年に実施される。民主党からはビヤライゴーサ氏のほかに、ザビエル・ベセラ、ケイティ・ポーター、トニー・サーモンド、ベティ・イー候補ら、そして共和党からはスティーブ・ヒルトンとレオ・ザッキー候補から立候補している。

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