11歳少女がマウンテン・ライオンに襲われ軽傷 マリブ(8/11)

【マリブ11日】マリブで10日、自宅の外にいた11歳の少女がマウンテン・ライオンに襲われる事故が起きた。

 事故発生時、少女は庭にいるニワトリに餌をやっていたといい、マウンテン・ライオンは少女に背後から近づき突き倒し右腕に噛み付いた。

 少女の叫び声を聞いた母親がもう一人の子どもとともに駆けつけると、マウンテン・ライオンは母親らを威嚇したという。家族は、スタンガンでこのマウンテン・ライオンを追い払った。

 その後、カリフォルニア州魚類野生生物局が少女を襲ったマウンテン・ライオンを見つけて殺処分した。少女の衣類から出たマウンテン・ライオンのDNAと一致するかどうかの確認作業が行われている。

 少女は軽傷を負い、病院で治療を受けた。少女を襲ったマウンテン・ライオンは若いオスだった。

 魚類野生生物局によると、マウンテン・ライオンが人間を襲う事故は、1986年以来27件目。被害の大半は負傷程度だが、2024年3月にエルドラド郡で起きた事故では、21歳の男性がマウンテン・ライオンに殺されている。

 マリブクリーク州立公園では9月にも、若いマウンテン・ライオンが5歳児を襲う事故が起き、このマウンテン・ライオンは後に殺処分された。

 

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