ベニス カナル(Venice Canals)で散歩をした複数の犬が体調不良に 死に至るケースも(7/31)

【ベニス31日】保健当局は、ベニスビーチから1ブロック程のところにある人工の運河「ベニス カナル(Venice Canals)」付近で犬の散歩をする際には、飼い主に対し、より一層の注意を払うよう呼びかけている。

ここ1週間ほどで、原因不明の病気により数匹の犬が重症化し、中には死亡した犬もいるという。

ロサンゼルス動物サービス局は、月曜日にロサンゼルス郡獣医公衆衛生局(VPH)からこの状況について連絡を受けたと発表した。

VPHによると、感染した犬は若い犬から高齢の犬まで様々で、一見健康そうに見えたのに突然体調を崩したり、死に至った。これらの犬は、同じ家庭の犬ではなく、別々の家庭で飼われていた。

獣医当局によると、感染した犬の多くは、発作、衰弱、心停止などの神経症状を呈している。

アイウィットネス・ニュースは、1歳のゴールデンレトリバー、ジンジャーを亡くした夫婦に話を聞いた。

夫婦によると、事の発端は金曜日の夜で、飼い主のジョンさんとテイラーさんは、夕食に出かける前は犬は元気いっぱいだったと話した。

「その日はジンジャーをベニス カナルで3回散歩させましたが、特に症状などは見られませんでした」とテイラー氏は述べた。

VPHは、状況をさらに調査するため、飼い主に対し、オンラインフォームを通じて犬の病歴とともに症例を報告するよう呼びかけている。

一方、ロサンゼルス動物保護局は、ペットが外にいる間は注意深く見守り、リードを短くして、潜在的な毒素を摂取したり吸い込んだりするリスクを減らすよう推奨している。

ベニス カナルは1982年に歴史地区に指定されている。

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