ひとり散歩@サンタモニカ

ららら編集部・松原がロサンゼルスでの生活を通して、映画やカルチャーについて感じたことや見つけたことを、毎週金曜日にお届けします

松原 夏子 Natsuko Matsubara

明治学院大学文学部芸術学科映像芸術学系列卒業。コロナ後に渡米し、UCLAエクステンションでProducing Certificateを取得。現在、Weekly LALALA編集部の一員として、ロサンゼルスで奮闘中。

Instagram @natsuko.matsubara

第12回:ひとり散歩@サンタモニカ

先日、午前中にサンタモニカでの用事が終わった後、天気も良かったので、ひとりでサンタモニカを楽しむことにしました!

まずは、タコス屋さんに行きました。テラス席で日差しで程よくぽかぽかしながら食べるランチは良いですね。ロサンゼルスで美味しくないタコスにいまだに出会ったことがなくて、フラッと入ったお店でも美味しくて、その度に感動しています。

住んでいる国が変われど、落ち着く過ごし方は日本で生活していた時と変わらなくて、本屋さんをゆっくり見たり、洋服屋さんをひとりで気ままに見て回りました。あと、雑貨屋さんも相変わらず好きで、Paper Sourceに立ち寄りました。

かわいいデザインのものがいっぱいの空間にいると、ハッピーな気持ちになれます。今回は友人へのプレゼント探しがメインで、プレゼントを選んでいる時「どれが喜んでくれるかなあ」などと色々考えるのも、ワクワクして幸せです。

Paper Sourceでラッピングをお店で注文すると8ドル~で、リボンや包装用紙はお店で販売しているものから選んで別途料金を支払います。プレゼントのラッピングに少し時間がかかると言われたので、お支払いをした後、一度お店を離れてビーチに行ってのんびり過ごすことにしました。

サンタモニカピアはいつも混んでいますが、海辺で日光浴を楽しむ人が増えてきて、夏が始まってきたなと感じます。そして、夏といえばやっぱりビール!ピアにあるレストランで
Santa Monica Brew Works Inclined IPA」を買って、席から空や大勢の人の流れをぼんやり眺めたりしながら、ひとりで気ままに飲みました。

その後、ピアを歩いていたら、ヤギくらい大きくて足が筋肉質でシュッとした茶色い犬を初めて見て、びっくりしました。やっぱり外に出かけると思いがけないことに出会えて良いですね。かわいかったです。

その後は、ピアの先端まで歩いて、水平線をただ眺めたり、「あそこで歩いている4人組をもし映画で撮るとしたら、どんなカメラワークが良いかな」と想像したり、海を眺めている二人組を見て、「この衣装の色の組み合わせが良いなあ。後ろからこのアングルで撮った時に良い感じかも」などと空想したりしました。最近あまり沢山の映画を観れていなくて、ちょっと気分が落ち込んでいたのですが、やっぱり映画のことを考えるのはワクワクして大好きだなあと思い出させてもらいました。

その後、もうちょっと外で日差しを浴びていたいなという気分になってきて、ファストフード店でストロベリーシェイクをテイクアウトして、ビーチ沿いを歩いて、お店を見たりしました。そして夕方になってようやく雑貨屋さんに戻りました。ラッピングはとっても可愛くしてもらって、自分では絶対にできなかったので、お願いして良かったです!

とっても心が休まった日でした!ロサンゼルスで過ごしていくうちに、セカセカしてもどうにもならない事もあるし、だったらチルな感じでいた方が楽しいなあという感覚がしっくりくるようになりました。これからも自分で楽しみを見つけながら、心健やかに過ごしていきたいと思います!

Paper Source

シカゴ発のチェーンの雑貨屋で、現在アメリカ国内で117店舗を展開中。

6/29(日)と7/13(日)にオンラインでトラベル&ジャンクジャーナルの作り方の無料ワークショップを開催予定。申し込みは公式ウェブサイトから可能です。

(6/27/2025)

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