
ららら編集部・松原がロサンゼルスでの生活を通して、映画やカルチャーについて感じたことや見つけたことを、毎週金曜日にお届けします。

松原 夏子 Natsuko Matsubara
明治学院大学文学部芸術学科映像芸術学系列卒業。コロナ後に渡米し、UCLAエクステンションでProducing Certificateを取得。現在、Weekly LALALA編集部の一員として、ロサンゼルスで奮闘中。
Instagram @natsuko.matsubara
第9回:ひとり時間を楽しむ in LA
最近、休みの日は家でゆっくり過ごすことが、以前よりは増えました。
1年半前にロサンゼルスに来て、学生として過ごしていた当時は、「せっかく自由な時間があるなら、何かしなきゃ!」と忙しく予定を詰めてしまうことが多かったです。多分どこか観光客気分が抜けきれていないところもあったんだと思います。あと、友人たちから誘われたら、とても興味を持っているわけではない場合も、「でも行ってみたら楽しいかも」など思って、とりあえず基本的には行ってみるスタンスであることもかなり影響しています。そして、行ってみるとやっぱり楽しかったりするので、いつも気にかけてくれている友人たちに感謝しています。
そして、仕事を始めてからは、休みの日にひとりでのんびりすることも、仕事を頑張り続ける為に必要だなとつくづく実感しています。朝アラームをかけずゆっくり起きて、ゆっくりコーヒーか緑茶を淹れて、ベッドでごろごろしながら本を読んで、時にはそのまま寝落ちしたり、時計もスマホも気にせず、気ままに過ごす。体が起きてきたら、部屋やバスルームの掃除を丁寧にしたり、シーツなどもまとめて洗ったり。きれいな環境を整えると気分もなんだかすっきりするので、掃除は良いなと思っています。夕方になって、ちょっと外の空気吸いたいなという気分になったら、海沿いをサイクリングしたり、タコス屋さんに散歩がてら歩いて行って買って帰ってきたり。
先日は、朝トレジョに買い物をしに外に出たら思いのほか天気が良くて、「こんな晴れててポカポカしてるなら外で過ごしたら気分良いかも」と急に思い立って、ひとりでドライブをして、公園で日向ぼっこしながら、読書をしたり、スナックを食べてのんびりして過ごしました。ロサンゼルスでひとり時間を楽しむ幅が日に日に広がっている気がします!

こうやってゆったりと過ごしていく中で、また頑張るエネルギーが心身共に沸いてきて、「ちょっと疲れてるな」と私が感じていた時は、体調が悪かったのだと気付きました。明らかに熱がある場合や、咳や寒気がしたら周りに迷惑をかけないためにもすぐに安静にするのですが、以前は疲れてても「もう行くって返事しちゃったしな」「私から誘ったしキャンセルするのは失礼だな」と思って、無理して行くことも多かったです。心身ともに疲れている渦中に自分がいる時、なかなかその深刻さに気づくことが難しい場合もありますが、これからは疲れること自体を防ぐためにも、休日はゆっくりと昼寝したり、気ままにのんびりと過ごす時間を意識的に作っていこうかなと思います!
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(6/6/2025)