杉並 227,600円〜|在宅介護と施設介護、どちらを選ぶべきか?

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第8回
在宅介護と施設介護、どちらを選ぶべきか?

生活スタイル・費用・安心感から考える介護の選択肢

介護が必要になったとき、最初に悩むのが「自宅での介護を続けるか、それとも施設に入所するか」という問題です。とくにアメリカから帰国された方にとっては、日本の介護制度や住環境に再適応しながらの判断になるため、不安も大きいはず。この記事では、在宅介護と施設介護それぞれの特徴や費用、向いているケースを比較しながらご紹介します。

■ 在宅介護とは?

在宅介護は、自宅で生活しながら介護サービスを受けるスタイルです。介護保険を使って、以下のようなサービスが受けられます:
・ホームヘルパー(訪問介護)
・デイサービス(通所介護)
・訪問看護・リハビリ
・福祉用具のレンタル・住宅改修
【メリット】
・慣れ親しんだ自宅での暮らしが続けられる
・家族との距離が近く、精神的に安定
・費用が比較的安価(自己負担1〜3割)
【デメリット】
・同居家族の協力が不可欠
・家の構造がバリアフリーでないと介護が難しい
・認知症や医療的ケアが必要なケースでは限界がある

■ 施設介護とは?

施設介護は、専門の介護施設に入所して24時間体制のケアを受ける形です。主な種類としては以下があります:
・特別養護老人ホーム(特養)
・介護老人保健施設(老健)
・介護付き有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
【メリット】
・専門スタッフによる常時介護
・医療機関との連携があり安心
・家族の身体的・精神的負担が大幅に軽減
【デメリット】
・入居費・月額費用が高め(施設により月15万〜30万円以上)
・特養や老健は入所待機が発生する地域も
・自宅とは異なる環境での生活にストレスを感じる場合も

■ 帰国者にとっての注意点

アメリカで暮らしていた方が日本に戻って介護を受ける場合、次の点に注意が必要です:
・帰国直後は在宅介護で様子を見るケースが多い(住民登録後すぐに施設入所は難しい)
要介護認定を受けるまでの時間(約1ヶ月)を見越して早めに申請を
・介護施設の空き状況は地域差が大きく、事前調査が重要


次回は、「地域包括支援センターとは? 高齢者の暮らしを支える拠点」についてご紹介します。

2025年7月1日オープン(予定)。介護職員を365日24時間、看護職員を365日日中配置。緑豊かな街でお好きなことをしながら、「ご自分らしい」日々のご生活を。

■物件名:グランダ杉並宮前
(介護付き有料老人ホーム)
■入居時:227.6万~8,870万円
■月額:22.2万~222.7万円

(5/22/2025)


鍵山 学(Manabu Kagiyama)
不動産・ライフサポートのエキスパート
DOTOWN, Inc. 代表

25歳でアメリカ・サンディエゴへ渡り、現在まで26年以上にわたりアメリカでの生活を築いてきた。異国の地での経験を活かし、不動産、開発、ライフサポート事業を展開。現在は DOTOWN, Inc. の代表として、日本とアメリカの架け橋となるビジネスを手がけている。

DOTOWN(DOTOWN, INC. DRE#022113) は、日本で不動産開発や管理、介護・高齢者サービスなど幅広い事業を展開しており、「人々が安心して暮らせるコミュニティづくり」を理念に掲げる。鍵山はその経験をもとに、アメリカ在住の日本人がスムーズに日本へ帰国し、新たな生活をスタートできるよう支援するプロジェクト を進めている。 www.dotown.co.jp
■問合せ: m.kagiyama@dotown.co.jp t.saito@dotown.co.jp

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