13歳少年を殺害した罪でサッカーコーチを逮捕 昨年別の事件でも起訴(4/8)

【ベンチュラ郡7日】ベンチュラ郡の道路添い草地で2日にオスカー・オマー・ヘルナンデスさん(13)が遺体で発見された事件で、サッカーコーチのマリオ・エドガード・ガルシアーアクイノ被告(43)が7日、ヘルナンデスさんを殺害した罪で起訴された。

 ヘルナンデスさんの家族によると、2人はノース・ハリウッドのウィットセット・パークで行われていた放課後サッカー・プログラムを通じて知り合った。ヘルナンデスさんは3月28日にランキャスターのアクイノ被告の自宅でサッカージャージ作りを手伝うために、家族にサンフェルナンドバレーのメトロリンクの駅まで送られコーチ宅へ向かった。

 姉によると、兄弟の一人が28日の夜にヘルナンデスさんに電話をかけたが、コーチが電話に出て、ヘルナンデスさんは両手がペンキでふさがっているので電話に出られないと言われたという。

 ヘルナンデスさんの家族によると、アクイノ被告は29日の朝、ヘルナンデスさんを家まで送ることになっており、午後にはヘルナンデスさんをすでに送り届けたと伝えたという。ヘルナンデスさんの携帯に電話をしても応答はなく、家族には「パーティーに行く」というテキストが送られてきた。その後、家族は捜索願を出した。ヘルナンデスさんは家族に、サッカーの他のチームメートもコーチ宅へ行くと伝えていたが、行ったのはヘルナンデスさんだけだった。

 ロサンゼルス郡検事局によると、アクイノ被告がヘルナンデスさんを殺害したのは3月28日。アクイノ被告は、未成年への性的虐待を含む殺人罪に問われている。

 検察によると、アクイノ被告は昨年2月22日にパームデールで起きた16歳の少年が被害者の別の性的暴行事件でも起訴されており、この事件の罪状認否で7日に出廷する予定だったが、健康上の理由で出廷しなかった。

 警察は、アクイノ被告による性的暴行などの被害者がまたいる可能性が高いとして、一般からの情報提供を求めている。

 

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